2016/12/28 14:48

今年は店の年になったかな、と思います。
店をやっていて店の年もないかもしれませんが、、もともと10年ほど小さな洋服のブランドを続けてきてその後店を構えた身としては、店を始めてからもブランドの物作りの事ばかり考えがち、また店の運営自体ブランドに負う部分がとても大きく、そのサイクルから抜け出せずにいました。
今年はそのサイクルを脱して店を頑張ろうと店内の改装やオンラインショップのopen等を具体的に計画していた所、ジェイアール名古屋タカシマヤさんから店として初めてとなる催事出店のお声がけを頂いたり(6月,10月に出店)念願だったポーランドの友人2組の展示を実現(4月,12月)出来たりと、能動受動に拘らず店の運営・活動に注力する事が出来ました。



先ず決意のようなものがあって、動いていると自然と面白い話がやって来るように思います。それを面白がって楽しんでいるとさらに楽しい事が起こる、というように、決意や責任を持った上で思い切って動くとそこからよい流れが始まるように思います。いつも。




店を始めた当初は百貨店の催事に出店したり、海外の人たちと仕事をするなんて思いもよらない事でした。が、きっかけは全て1人の人との出会い、です。その出会いが次の出会いを呼び、気づいたらこうなっていたという自然の成り行きを振り返る度"結局は人"という原点に思い至ります。1つの出会いの瞬間、何処まで誠実に、素の状態で相手と向き合えるか。人生いつ何処にいても人としての真価が問われます。なんて言葉にすると緊張してしまいますが、肩の力を抜いて来年も頑張りたいと思います。笑

こうしてこの場や西荻窪の実店舗を訪ねて下さる皆様のお陰で、また、いつも素敵な作品をお届け下さる作家の皆様のお陰で、こうして本年を無事に締め括る事が出来ます。本当に今年も一年大変お世話になりました!来年もどうぞよろしくお願い致します。皆様よいお年をお迎え下さい。

a small shop/a[スモールエー]
角文音